カード保有者は、自分のカードが支払拒否されると、たいてい2つのうちいずれかの行動を取ります

購入をやめるか、他の販売業者に行くかのいずれかです。誰もがこのような経験を望んではおらず、誤って支払を拒否してしまうとビジネスにも影響が生じます。

  • 支払拒否された消費者の44%は、小売店でのショッピングを止めるか減らしています。1
  • 米国だけでも、小売販売における会計時のトラブルで、毎年2,000億ドルの損失が発生しています。2
  • 誤って支払が拒否された消費者の51%は、その後、別のカードを利用し支払を完了しています。1

Cybersource Decision Manager plus Payer Authentication 

1つに統合し、メリットを倍増

Decision Manager plus Payer Authentication(本人認証)では、認証を行う前に認証前ルールを設定でき、EMV®3 3DSによる認証と、認証から承認までのリスク審査が可能となります。

不正行為およびチャージバックの減少

リスク大と判定される前に取引を拒否します。

顧客体験の管理

エンドツーエンドの認証フロー。

より包括的なリスク審査

Decision Managerでの事後承認により、再審査率を低減します。

企業にとってのメリット

承認フローのすべてを完全にコントロール

取引を承認のために送信する前に、Decision Managerを利用し、どの取引を認証プロセスに進めるかを判断します。

不正取引の賠償責任を、カード発行会社に転換。

Payer Authentication(本人認証)を利用して適正な取引とみなされた場合は、不正によるチャージバックに関する賠償責任は、カード発行銀行が負うことになります。

チャージバック率の低下

承認の送信をする前に、不正取引をブロック。これにより、問題となりそうな取引を、不正取引として支払拒否される前に把握できます。

問題取引をフィルタリングして、承認率を向上

健全な取引のみを承認プロセスに通します。カード発行会社には追加情報を提供し、リスク評価の精度を上げ、承認取引を増やします。

評判を守る

取引プロセスのすべてのステップで、不正行為防止機能をお客様に提供します。

仕組み

Decision Manager plus Payer Authentication(本人認証)プロセス インフォグラフィック
Decision Manager plus Payer Authentication(本人認証)プロセス インフォグラフィック

ビジネスルールにより意思決定を最適化

Visaのサービスの違いを体験

Visa Solutionの一環であるCybersourceを利用すると、次のようなメリットがあります。

  • Payer Authentication(本人認証)および リスク管理のコンポーネントをすべてVisaで統一することにより、3DSを短期間に整備できます。
  • 数万の事業者様と、数千のカード発行会社をサポートする認証ネットワークの信頼性が実証されています。これを活用することで、膨大な支払データを得ることができ、稼働率は99.99%を達成します。4
  • EMV®3-D Secureの開発とサポートをする標準化団体であるEMVCoのメンバーであるVisaは、最新の3DS仕様の一歩先を進みます。

関連製品

PSD2によるStrong Customer Authentication(SCA)要件をサポート

CybersourceはSCAの対象外および免除となる取引を識別するサポートをします。5

リスク管理はCybersource Decision Managerから始まる

Decision Managerは、業界に先んじた機械学習モデルを利用し、世界中のお客様との大量の取引の中から不正行為を検出します。

3DS認証でさらに強力な保護を

Payer Authentication(本人認証) は、他の不正行為管理ツールと併用できます。その方法を詳しくご確認いただくことで、不正対策戦略に3DS認証を追加していただくことができます。

1 Javelin Advisory Services 「Addressing the Threat of False Positive Declines」2018年10月
2 PYMNTS.com, 「Checkout Conversion Index, data for Q2 2017」2018年
3 EMV®は米国をはじめとする数か国においては登録された商標で、その他の国では未登録の商標として扱われます。EMV商標はEMVCo, LLCが所有しています。
4 Cybersourceは2021年度、99.999%の稼働率を維持。プラットフォームにおける体験は、製品および利用方法により異なります。
5 EEAおよび英国内での電子支払には、取引が対象外または免除とならない限り、Strong Customer Authentication(SCA)を適用する必要があります。

興味がおありですか?ぜひご相談ください。

こちらで、CybersourceのDecision Manager plus Payer Authenticationシステムが、3-D Secureを利用し、どのように不正行為を減らし、承認率を高め、支払手続を効率化できるかをご覧ください。